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2002年度(社)鹿児島青年会議所理事長所信

2002年度スローガン

 楽しもうJC 学ぼうJAYCEE
    築こう輝く人とまち!!
  〜より効果的・効率的なまちづくり運動を目指して〜


理事長 矢野 健

<発想の転換・・・!>
私たちは今、とても大切な時代を生きています。 戦後の日本を支えてきた社会システムの歯車が少しずつ狂い始め、教育現場の荒廃、世界規模の環境悪化、 長引く景気低迷等、従来の価値観では諮る事のできない新たな問題を抱える中で、 誰もが将来に不安を憶え、夢や希望を見失いそうになる・・・。私たちは、そんな時代の真っ只中にいるような気がします。

しかし、そんな従来の常識やルールが通用しなくなった今だからこそ、 私たち青年の本当の力を試す絶好の機会だと前向きに考えるべきではないでしょうか? そして、そんな時代だからこそ、私たち青年には、過去にとらわれない大胆な発想と果敢なる行動力で時代を切り開いていく、 そんな使命が課せられているととらえるべきではないでしょうか?

<JCの自己改革・・・!>
私たち(社)鹿児島青年会議所は、創立以来約半世紀近くの永きに渡り活動を続けてきました。 時代の変遷とともにその活動は形態を変え、その中で様々な運動を展開し、そしてその運動は多岐にわたり広がりをみせてきました。 その事は、「明るい豊かなかごしまづくり」に少なからず貢献してきたと言えるでしょう。 しかし、私たちを取り巻く環境は今、想像を絶するスピードで変化し続けています。 この変化の激しい先の見えない時代に対応するために、私たちは今一度JCの原点を見つめ直すことが大切だと思います。

言うまでもなく、JCの最終的な目的は「社会の開発と個人の開発」です。 そして、JC運動とは「その社会を開発する諸事業の実践過程を通じて、自己の訓練をする活動」に他なりません。 高い志を持って切磋琢磨しながら、自己啓発と友情の輪を広げる「場」としてJCを位置づければ、 本来の目的を達成するためには何が必要で、何が必要でないか自ずと理解できるはずです。

良き伝統は守りつつも、初期の目的を達成した活動は大胆に見直し、時代に即応した組織運営をしていく、 そうした自己改革をすすめるためには、広い視野を持ち周りとのバランスをとりながらも、 JC創設の原点でもある「奉仕・修練・友情」という三信条に立ち返る必要があると思います。

私たち一人ひとりが原点を見つめ直し、それを理解し、そして同じ目的意識を持つ。 その上で、夢を持ち情熱を燃やしながら全員一丸となって積極的に活動に取り組んでいく。 そうすることで、一人ひとりの持てる力が計り知れないほどのエネルギーとして集結され、 新たなJCの力の源になると信じます。

<素敵な仲間づくり・・・!>
″まちづくり″とは、単なるまち空間の創造だけではなく、 生活の根幹を構成するあらゆる要素を含めた暮らしそのものの創造、いわゆる″暮らしづくり″です。 また、″まちづくり″はまち空間の完成とともに完了するものではなく、 そのまち空間が生活の場として使われていく中で、長い年月をかけて行われる継続的な創造活動です。 従って″まちづくり″は、まちに関わる全ての人々がそれぞれの立場で参加し、 様々な情報を共有しながら共に創造していかなければなりません。

私たちが「ふるさと鹿児島」を先人達から受け継いだ様に、 私たちの子供には、私たちの創る「まち」がふるさとになります。 その未来を担う子供たちに、夢や希望溢れるすばらしいふるさとを残したい。 それはそこに住む人々の共通の願いでもあります。

私のまわりには、私を支えてくれる家族や仲間がいます。 そして私たちのまわりにはJCを卒業しても、まちづくりやひとづくりに汗する先輩がいます。 そしてまた、ふと目をあげると、私たちのまちにはJC以外にもまちづくりに励んでいる人たちがいます。 そんな仲間たちが一緒になって、まちのことについて語り夢を語り合えたら、どんなに素晴らしいことでしょう。

<そして夢あるまちづくり・・・!>
高度情報化が急速に進み、地域を取り巻く環境も刻々と変化している今、 私たちが「まちづくり」について真剣に取り組むということはとても大事なことです。 なぜなら、「まちづくり」に関わるということは、人と自然、人ともの、人と人との関係を見直すきっかけになるからです。 どんなに時代が変わっても、変わってはならない大切なものがあります。 それは、「まち」を愛し「ひと」を愛する「こころ」です。 私たちは素敵な仲間と一緒に、そんな「こころ」を育めるようなまちづくり運動を実践していきたいと思います。

「まちづくり」は子や孫、あるいは見知らぬ子孫や、将来このまちが好きになり定住する人々への「おくりもの」です。 物理的な施設や町並み・景観といったようなものはやがて消滅してしまうかもしれませんが、 ひとが行なう「まちづくり」の実践の物語は、「まち」への愛情や誇りや勇気を育て、 生きていることの意味を感じさせる最もすばらしい後世への「おくりもの」になるはずです。 やがて、その物語も記憶から消え去るかもしれません。 しかし、「まちづくり」を行なう多くの人々の思いは、「まち」に住む人々のこころにしみこみ、 地域の「こころ」になっていくと信じます。

<熱き思い伝承・・・!>
いつの時代も、大きな変革の嵐が吹き寄せたとき、時代を切り開いていく原動力となったのは、青年の熱き思いと勇気と情熱でした。 そして、その熱き思いと勇気と情熱は今も時代の根底に脈々と流れ続けているはずです。

新たなる世紀を迎え、まちが希望に満ち溢れた未来を創造できるか否かは、私たち一人ひとりの志と決意にかかっています。 私たちは、先人達の熱き思いを引き継ぎ、そしてそれを次世代に伝承すべく活動します。 先輩たちが熱き思いで創り上げてきたJCが、 これからも永遠にまちにとって「無くてはならない存在そして必要とされる存在」でありつづけるために・・・。 そしてそこにJCの存在意義を見出したいと考えます。

□2002年度(社)鹿児島青年会議所基本方針
  1.JAYCEEとJCの自己改革
  2.楽しくためになるJCづくり
  3.素敵な仲間づくり
  4.夢あるまちづくり


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